
こんにちは、あるいはこんばんは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。
元手術室の看護師です。現在は大学で教員をしています。
私は大学教員として初めて務めた大学をパワハラを受けた際に病んでしまい、一度退職をしています。
そしてその後約半年間を経て、次の大学に入職しています。
パワハラに関しては結局の所、お互いの言い分と言うものがありますから、私だけの話を聞いてもそれがすべてではないと思います。
しかしながら私も自身の反省も含めて何かに記録しておかねばならないと思い、今回のシリーズで『パワハラ退職備忘録』としてこのブログに残そうかを思います。
今回の記事はその第八弾となります。
給料は現給保障が採用される場合も多い。
別の記事でも書いたことがあるのですが、看護師から教員になる場合、給料がガクッと下がってしまう事があります。
それでは教員になりたいという人が集まらないので、大学によって違うのですが現給保障で採用することが多くあります。
つまりは看護師時代の給料がそのまま教員になっても貰える、ということです。
これはかなり助かる契約です。
教員になる様なタイミングは、病院でもそれなりのベテランになっていてる場合も多く給料もそれなり上がっている場合も多いです。
そこから教員として助手や助教から採用となると、100万くらい下がってしまうことが大体です。
しかし現給保障をしてもらうことでそこが回避できます。
前職の給料が現給保障として採用される。
しかし現給保障にも注意があります。
それは前職の給料が採用されることです。
ですので、例えば専業主婦から再就職した場合は結局0円ですので、大学の給与規定に従うしかありません。
例えばクリニックの場合は恐らく大学規定の方が給料も良いでしょうから、現給保障を採用しても結局の所そこまで多く貰えない場合もあります。
ですがそこは致し方ないところなのかもしれません。
まさかの出来事。給料明細が教授会で資料として出て来た!?
ここでこれはダメなのではないか?という最悪の出来事が起こります。
なんと教授会の資料として助手助教の給料リストが出てきたそうです。
(多分正確に言うと、もらい過ぎ?と思われる、現給保障で入職してきた教員の給料明細)
これを提示した事務方も正直、何してくれてんだ?といった感じなのですが、それを見た教授陣たちが「助手に○○万円も出せんわ!」と色々な研究室に話して回りました。
私の研究室にも言いに来ました。
さらに酷いのが、個人名を出してきて、給料が低いと思われる教員に「○○先生は○○円もらってる」と言いふらして回ったのです。
これには給料が低い教員は不満になるに決まっています。
専業主婦上がりやクリニック上がりの教員が不満を漏らしている現状でしたが、正直な所、採用時の契約なのでなぜ責められなければならないんだろう、という気持ちにもなりました。
私の場合、手術室でしたので病棟看護師に比べたら少ないです。
ですが当然、大学の規定の給料よりかはいただいていました。
そして実は何年目かに給料も少し上がっているのです。
教授会で給料の資料を出して文句を言うなら、なぜ途中から給料上げたんだろうという疑問もあります。
いずれにせよ、教授会で個人的な給料を名指しで提示するなんて本当にどうかしています。
さらに教授会に出れない下っ端の教員に向かって情報を流すとは…
本当におかしいと感じます。
案の上陰口を言われていた。
私も大学の規定よりいただいていたので、当然ながら陰口を言われていました。
シンプルに、私より仕事してないのに私より貰ってる、でした。
仕事をしてるかしていないかは、自分で決めるものではありません。
私はサボってるつまりは無いですし、仕事ができる人間とも思っていません。
ただ、周りと協力をして自分ができることを粛々とこなしている様に心掛けていました。
しかし、結局の所、近くにいた人間がその様に評価するならば私は仕事ができない人間だったのでしょう。
私は普通よりかは貰っていましたが、私よりも貰っている教員は他に沢山いました。
思えば一人ずつ消えていった気がします。
給料が不公平?なのは確かに気持ちは分かる。
確かに同じように仕事をしているのに差があると不満になる気持ちは分かります。
しかしではなぜ採用時に現給保障をするのでしょうか。
そしてなぜ教授会に資料として提示するのでしょうか。
なぜ他の教員に告げ口をするのでしょうか。
人が争う様に仕向けた教員がいる様です。
(確信は無いですがあの人だろうな、という目星は付いています)
今回の直接的なパワハラではないが、繋がっていた可能性。
今回のパワハラ案件と思われる内容で、実際に言われたことやされた仕打ちの中に給料の事はありませんでした。
ただ直接言われなかっただけで陰では言われていたみたいなので、根本的な私を責めたくなる要因の中に給料もあったのだと推測します。
思えばその時点でその職場から逃げる準備を進めるべきでもありました。
結局の所言い値で採用している現状。
私に限らず、その様にして現給保障の教員を次々に辞めさせていってどんどんと教員がいなくなっていきました。
新しく入りたがる教員もなかなかいません。
そこでとった作戦が。
私も噂でしか聞かないのですが、入職する教員の言い値で給料が決まっているそうです。
あれだけ文句を言ってた人達は今どう思っているのでしょうか。
元も子もありません。
最後に。
現給保障で入職した私は正直ラッキーでしたが、まさかこの様な形で責められるとは思いませんでした。
現在別の大学教員として働き始めましたが、今回は大学の給与規定の通りなので100万円以上下がりました。
それでもこんなトラブルに巻き込まれるくらいなら気持ちは少々楽になりました。
かなり痛い下がり方ですが、後は上がるしかないので少しづつ自分の職位と共に年収も多くなる様に努力していきたいと思う所存です。
この出来事は、個人への配慮の欠如としてだけでなく、権限の使い方や組織の感覚そのものを考えさせられるものでした。
今後は、立場の強い側が何を当然として扱ってしまうのか、そしてそれを止めにくい構造についても整理していきたいです。