
修士はどこ行っても良い 修士は研究方法を学ぶところ
こちらは職場の上司に言われた一言です。
職場というのは、病院のではなく大学での上司です。
ですので、もしかしたら病院の上司と見解が少しずれるかもしれません。
私の場合は、学士どころか準学士(短期大学士)の状態で大学教員になりましたので(こちらの経緯は別に時間を取って記事にします)、そもそもが大学院どころではなく、まずは学士を取りましょうってことで、働きながら通信の大学で単位を取り、一年で学士を取りました。
前置きは置いといて、現在の職場の上司に大学院の相談をしたところ
『とりあえず自分の興味のある分野なら何でもいいから。』
とのことでした。
正直このアドバイスはかなり心が軽くなりました。
と言うのも、自分の行きたいなと考えていた大学院がどうしても看護系では無かったからです。
〝修士課程は〟別に看護じゃなくても良いと教わりました。という事は博士課程は看護じゃなきゃダメなのか?といった疑問が湧きますよね?
修士課程は研究のノウハウ、研究の方法、研究とはこうやるんだといった事を習いに行く所だ。
とのこと。
今回担当教員をしてくださる、情報処理系の先生も同じことを仰っていました。
正直、反対意見もありました。
twitterでその様な内容の事を呟くと、「今からの時代は看護系の大学院じゃないと将来性が無い」なんて空リプされたりしました。
反対意見もありましたが、実は結構色んな方々に相談した結果ほとんどの方が看護系以外でも良いだろうという意見でした。
看護師で大学院に行こうと思っている方。
看護系以外も選択肢の一つですよ。
博士課程は看護系じゃないとダメ?
修士課程は看護以外でも大丈夫という言い方をされれば、当然
『博士課程は看護にしないとダメ?』
といった疑問が湧きます。
修士課程は看護じゃなくても良いという言葉の裏には、〝博士課程で看護を選べば大丈夫〟という言葉が潜んでいました。
出世を考えて、将来教授クラスになるならやはり看護系の大学院が良いだろうという意見です。
確かに、看護の教員なのに最終学歴が看護じゃないって、学生からしても疑問に思いますよね。
将来性を考えれば看護系でっていう意見があったのもこれを考えての事でしょう。
教授として働いている方は、当時看護系の大学院はあまり盛んではなく、心理学や社会学などで大学院に行かれた方も多かった様です。
ですが現在は看護の大学院も多くなっており(レベルの話は置いといて)、どの地域でも看護の大学院が開設されています。
それを考えたら、〝敢えて〟看護以外の大学院に行く理由も無くなりますよね。
私情を挟みますが、それはあくまで最終学歴の話。
最終的に看護を選べば良いのです。
では、やはり修士課程は好きな大学院に行っても良いのではといった結論に至ります。
正直、私の場合は教授とか出世にはあまり興味が無いので(万年助手は嫌なので、せめて助教までは頑張る)、最終学歴に看護とかもあまり考えていなかったりします。
博士課程自体には興味あるので、修士課程での経験でその先を考えます。
そもそも情報処理系なんだけど大丈夫?
先ほど、看護学の大学院があまり盛んでは無かった時代に心理学や社会学で修士を取ったと言いましたよね。
なんやかんやで、心理とかって看護と少し関りがあったりして、看護に応用しやすい分野ですよね。
しかし、私が選んだのは情報処理系。。。
医療情報など〝医療〟が付く訳でもなく、ガチガチのパソコン関係です。
全然看護とは無縁の世界です。
さらにそこには看護の大学院もあるというのに、わざわざ情報処理系の大学院に行くという。。
ウケを狙っていたわけではないのですが、やはり変ですかね。。。
研究のテーマ(ここでネタバレしたくないので言いません)がやはりこちら関係の大学院で出来そうだなと思ったので情報処理系にしました。
もちろん事前に担当教員に確認をして、その手の研究ならうちでも大丈夫ですよといったお返事を頂いたので、安心しております。
最近だと情報系のスキルを活かしてアプリ開発なんか出来るとかなり重宝される、これからの時代みたいなんでそこまでスキルアップ出来たらいいなと思います。
どんな分野も看護に繋がる
私は、読んで字のごとく〝どんな分野も看護に繋がる〟と思っています。
心理学、社会学はもちろん、経営学だって病院の経営に繋がるし、機械系だって医療の現場で色んな機会が使われています。
と言う事は情報処理系だって看護に繋がると思うのです。
私の研究は認知系もかじっているのでそちらは看護に応用できるし、手術室看護師を対象にした研究なので看護への応用だと思います。
担当教員の先生も応用可能だと、医療との連携は出来る分野だと言って頂きました。
きっとどんな事も看護に応用できるのだと思います。
これは様々な分野の学問がある中で稀では無いでしょうか。
こんなに応用が利く、柔軟性を持った学問ってそうそう無いのでは?
だからこそ、看護の専門性は?といった議論が出てきますが、私はこの〝柔軟性〟こそが専門性だと感じています。
何でもできる=特化した専門性ではありませんし相反するものですが、
〝何かしらの分野〟+看護
で、かなり特化した専門性を出せるのではと考えます。
看護という大きな枠の中で、何かしらの分野と結合し、その部分での専門性を一人一人が持ち合わせたら、色んな看護の形が生まれ、さらに切磋琢磨していくのではないでしょうか。
要するに、何でも看護に繋がるから、大学院も好きな分野で良くね?ってことです。
追記:看護教員としてずっと頑張りたいなら看護系大学院
というのが世間一般的な考え?の様です。
私の場合は看護教員にこだわりがある訳ではないので結構スッキリ別な分野に飛び込めましたが、これからの時代は看護系の大学院に行くのが〝無難〟なのでしょう。
特に将来的に教授を目指してるとか、ずっと看護教員として生きていくという覚悟がある方は看護系大学院に行かれることをお勧めします。
私も看護系大学院に〝行くべきだ〟ということではなく、選択肢の一つだと言ってるのですが、まだまだ誤解を生みそうです。
看護師が看護以外の大学院に行くとどうなるか。。。
私のブログで顛末をご覧ください。