
こんにちは、あるいはこんばんは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。
元手術室の看護師です。現在は大学で教員をしています。
今回の記事は『自分に合った病院の選び方』と題して、就活の第一歩としてまずはココから始めてみようという内容になっています。
私は仕事柄、元看護部長の経験をお持ちの先生や看護学生向けの就活に関するアドバイスをしている業者さんとお話しする機会がありますので、それらの情報を元にこの記事を作成しています。
場合によっては他のご意見もあるかもしれませんが、私が知り得た情報から記事を作成しておりますので、何かしらの役には立つのではないかと思い書いています。
結局の所どの情報を信じるのか、といった所になるかもしれませんが、私もわざわざ嘘を言いふらすつもりはさらさら無いです。
有益になると信じて書いておりますので、ぜひ役立てていただければと思います。
最近の新卒採用動向について。
最近の社会情勢の変化によって、看護師のニーズに関しても変化している様に思います。
例えば、
・看護学生(大学生)の増加
・採用人数の減少、横ばい
によって、最近では入職競争率が高まっています。
・チーム医療として多職種の医療従事者との連携
→コミュニケーション力、マネジメント力が求められる。
最近では、と言うよりすでに前から言われていることですがコミュニケーション力やマネジメント力についてはより必要になっている傾向にあります。
看護学校の実習目標の中にも出てきます。
中には実習記録として書かせる看護学校もあるかと思います。
それくらいここ最近ではさらに重要になっている印象です。
・地域包括ケアシステムの導入
→技術力、アセスメント力が求められる。
訪問看護が注目を浴び始めている昨今、それに伴い地域包括の視点も求められてきています。
病棟から在宅へ活躍の場も広がっています。
それにより技術力やアセスメント力がさらに求められていることになります。
☆採用状況は徐々に『量から質』へ☆
看護師が少ないというころから比較的作用されやすい状況だったのですが、最近の動向として量から質へ状況が変わりつつあります。
看護師の不足についてニュースで出たりしていますが、病院の経営状況などの影響もあり、実際の所新卒の看護師の採用状況は減少しつつある様です。
業者さんからの情報なのですが、学生の就職支援を大学の委員会で実施している私の印象としても、なかなか学生の希望する病院へすんなり就職できない場合も確かにある様に感じます。
もちろん病院さえ選ばなければまだまだ引く手数多な職種かもしれませんが、大手の病院(大学病院など)ではなかなか就職活動も厳しい時代が来るかもしれません。
おおよその就職活動スケジュール。
就職活動と言えば学生の最終学年になったら(短大や専門学校は3年生、大学は4年生)、と考えがちですが実際面接など就職試験を受けるのがその学年であり、病院のインターンシップや自分の行きたい病院探しをすることはその一つ前の学年で始めておくと良いでしょう。
おおよそのスケジュールとしては、
最終学年の一つ前の学年の春休みや夏休みを使って自己分析をして、自分がどんな分野の看護に興味があるか、合同説明会への参加、病院の見学に参加などをしていきます。
もちろん、自分の中でもうこれだ!と決まっている場合は大丈夫かもしれませんが、まだ悩んでいるのであれば少しづつ時間をかけて進めていきましょう。
早い人だと最終学年の4月5月にはすでに就職試験が始まっている場合もあり、早々に内定を決めてしまう学生もいます。
遅れを取る分不利になることはあります。しかし慌てて決めてしまうのも後悔を生む場合もあります。
まずは所属する看護学校の教員に相談することも大いにアリだと思います。
最終学年になったら教員の方からも就職活動について具体的な説明や、業者さんを呼んで研修なども始まるので本格的に活動が始まっていくイメージです。
就職活動をする上でまず考えること。
就職活動において自身の行きたい病院を選ぶ際に考えることは、
『自身の考えることと、その病院がマッチしているどうか』です。
そこにはやりがいを重視するのか、お金を重視するのか、田舎か都会かなどによって変わってくると思います。
自身の中で何が重要と考えているのか、何をアピールすれば良いのかを時間をかけて考えていく必要があります。
いわゆる自己PRや志望動機をしっかり考えることが重要です。
こちらの記事も参考にしてみてください。
【就職試験対策】自己PRの書き方についてワンポイントアドバイス。【看護学生向け】
【就職試験対策】志望動機・志望理由の書き方についてワンポイントアドバイス。【看護学生向け】
自身で考える自己PRや志望動機にその病院とマッチしているか、接点や共通点があるかどうかをしっかりと確認していきます。
・興味のある分野があるか、得意としている病院か
・自身の能力について、大学病院にするか、少し規模の小さい病院にするか
・病院の理念と自身の考えが大きくズレていないか、マッチしているか
・例えば研究をしたい場合は、その病院で熱心に研究に取り組んでいるか
といった所も必要です。
自己分析の要素。
自己分析をする際の要素について紹介します。
①自身が描くキャリアデザイン
例えば将来認定看護師やNPなどの資格を取得したいと考えている場合、その様な資格取得に前向きな病院を選ぶことも重要になります。
まだ働いたこともない段階で資格のことを考えるのは早計かもしれませんが、面接の際に将来的な所も聞かれることがありますので、一度考えておくことは必要に感じます。
②大切にしたい価値観
自身がどんな看護をしていきたいかによるかと思います。
例えば災害看護をやりたいとして、あまり力を入れていない病院に就職するより赤十字系の病院の方が合っているかも知れません。
病院にはそれぞれ力を入れている部分があります。
ホームページに載っている場合もありますが、意外と取り辛い情報でもあります。
合同説明会や病院の見学会も有効と考えます。
③自分の特性や性格
病院選びの所でも重要な部分になりますが、自分の特性や性格を知ることは自己PRや志望理由の整理に必ず必要な事になります。
これらが自分の職場選択の軸となります。
・将来の働く姿をイメージしながら学校生活を過ごしましょう。
・特に実習の経験は非常に重要になります。1日1日を大切に過ごしましょう。
・自分が入職先に対してどう貢献できるかも考えておこう。
自分に合った職場選びは就活準備期間の活動が肝、になります。
病院理解を深めよう。
まずは病院のことを知る必要があります。以下の事を調べてみると病院理解が深まると思います。
・どんな病院があるか
・病院の種類、役割
・看護師が働く部署、場所について
・特徴や強み
・教育体制
・規模(仕事の仕方/環境)
・雇用職種(看護師・保健師・助産師など)
・働き方(勤務時間や配属先、雰囲気)
・求められる役割や目標
・経験できること、身につく能力
・給与や福利厚生などのハード面
など
より多くの情報を、より深い情報を入手することを意識して情報収集をしましょう。
就活の第一歩としてはまずはここまでを考えてみましょう。
次の記事では実際病院にはどんな種類があるのか詳しく書いてみます。
そちらの記事も参考にしていただければと思います。