
こんにちは、あるいはこんばんは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。
元手術室の看護師です。現在は大学で教員をしています。
大学教員の仕事の一部には実習の引率があります。
実習には記録が付き物です。
必ず記録は書きますし、その記録の内容によって実習の評価となります。
もちろん実習態度や実技の部分も評価対象ですが、記録の内容によって評価する部分が非常に重要になっていると思います。
もちろん教員も学生が書いた記録を元に評価をします。
そこで気になるのが、何をどこまでに終了すれば良いのか、といった所だと思います。
今回の記事では看護実習における記録の進捗について書いていきます。
最終的に記録提出期限までに完成させる、といった考えは危険。
記録は大体、実習最終日または度値にを挟んで次の週までなどの期限を設けて最終的に記録を提出することになっていると思います。
ここで学生ならでは思いがちなのは
〝記録提出日までに書けば良い〟
という勘違いです。
確かに最終的には記録の提出日までに完成させることは大事ですし、しなければいけないことです。
しかし、実は記録物にはその進捗によってこの日までにここまではやっておこうね、といったその時までの期限があります。
所属する看護学校によって多少の違いはあるかと思いますが、一般的にこんなスケジュールで進めていくよいった所を書いていきます。
参考にしてみて下さい。
日々(毎日)の記録は当然毎日記載する。
実習の記録を書く上で、必ずあるのが毎日の行動計画を記載する用紙です。
こちらはほとんどの看護学校で共通していると思います。
毎日の行動を書くものですので当然ながら毎日書かなければならず、毎日が締め切りです。
そして大体の記録にはその日の実施した内容や考えたこと、アセスメントを書く項目があると思いますのでそちらも次の日までには書く必要があります。
前日の評価を次の日に教員や実習指導者さんに確認をしてもらいます。
その積み重ねが記録の充実に繋がっていきます。
大体1週目の金曜日に関連図の発表をする。
基本的にどの看護学校にも関連図という記録があると思います。
その関連図について大体実習1週目の最終日(土日を休むとして)に関連図の発表をカンファレンスで行うことが多いと思います。
つまりは実習1週目の金曜日までに関連図を完成させること、が一つの目標となります。
ここでも少し落とし穴があって、金曜日のカンファレンスで関連図の発表になる事が多いので、つまりはその日の朝までに実習指導者に提出を求められる場合もあります。
そうなると、金曜日の朝までに完成させることになります。
もちろんその時点で正解を書けるとは思えません。
教員も実習指導者もそこまでを求めている訳では無いと思います。
しかし、出来る限りのことは書いて提出する必要があります。
そこで追加や修正点を指導されて、土日を挟んで次の週の月曜日に再提出といった流れになる場合も大いにあると思います。
さらに注意点があります。
指導をされる際によく言われると思うのですが、関連図はその前の記録、情報の整理とアセスメントができていないと書けない、という問題です。
つまり関連図を書けるということは情報の整理とアセスメントの記録は終了していることになります。
他の教員は分かりませんが、実は私の場合、この情報の整理とアセスメントについてはそこまで目くじら立てて書いてくるように促すことは少ないです。
それは結局の所、実習指導者さんに提出するのが大体関連図になるからです。
本当は順番を追って書いて欲しいのですが、そこばかり集中してしまうと先に進まない現状があります。
目を瞑っているわけです。
書ける人はもちろん、順番に関連図まで書いた方が学びは深まります。
そして関連図が書けるという事は、その患者さんの問題点について大体出てくることになります。
実習1週目の金曜日には関連図と看護問題が抽出できている、ということになります。
逆にここまで出来ていないと、次に看護計画の立案になるのですが、土日に頑張って書いてきても方向性が現場に合っていない可能性があります。
その方向性だけでも金曜日の関連図発表でベクトルを合わせておけば、次の週の看護計画立案に無断時間を要する必要は無くなるのではないかと思うのです。
実習2週目初日(月曜日)に看護計画の発表。
基本的な実習のスケジュールとして、次は看護問題の抽出と看護計画の立案になります。
大体の流れとして、金曜日に関連図の追加修正をしたら、それを元に土日で看護計画を書いてくることになります。
それを2週目の実習初日(大体月曜日)に発表することになります。
これも恐らくその日の朝に提出を促される場合があり、月曜日の朝には完成させなければならないことになります。
せっかくの土日の休みですが、ここは実習の中でも踏ん張りどころです。
土日で何とか看護計画まで完成させましょう。
逆に関連図の作成など、後れを取っている場合は挽回するチャンスでもあります。
土日でしっかりと体調を整えつつ、実習記録の充実を図りましょう。
ここまでくれば記録は少しゆっくりでも大丈夫。
看護計画の発表が終われば基本的にその後の記録はゆっくりでも大丈夫です。
(教員によって指導方法が違う可能性があるので注意)
ここまで終われば基本的に提出する、発表する記録は無いはずです。
後は看護学校の記録提出期限までに書き終えることを目標としましょう。
看護計画の実施と評価、今までの記録の不足、追加修正が主になると思います。
もちろんですが、今までの記録の提出中も毎日の記録を提出することになりますので注意しましょう。
実習中のそれぞれの記録提出のタイミングに注意。
これまで一般的な記録の提出のタイミングについて書いてきました。
あくまで一般的な所もあるので、所属する看護学校と実習先の病棟のスケジュールをしっかりと確認しましょう。
注意するべきことは、後でまとめて記録を書けば良いという感覚では中間のタイミングを見逃すことになり、評価を落としかねないという事です。
さらに途中の記録が無い事で、有益な指導を受けることも難しくなります。
やはり指導する側は書かれてきた記録を元に指導をしています。
これらのタイミングをスムーズにすることは、実習をより深く学修できることに繋がります。
もちろんその時その時のタイミングで完璧を求めている訳ではありません。
今考えている事を書いておけば、教員や実習指導者に質問もしやすいし、指導も受けやすい状況が産まれます。
出来る範囲で書いていきましょう。
分からないことや悩んでいる事があったら遠慮せずに質問していきましょう。