【就職試験対策】小論文対策についてワンポイントアドバイス。【看護学生向け】

こんにちは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。

4年制大学だと4年生、短大や専門学校だと3年生の皆さんは現在就職活動はしていますか?

就職活動で欠かせないことの一つに小論文があります。

基本的には履歴書や成績証明書などの書類審査など一次選考の後に小論文と面接といった流れになることが多いです。

この記事では小論文対策のポイントについてまとめています。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かる事
・小論文対策のポイントが分かる

感想文にならない様に。

小論文を書く上で一番やってしまいがちな失敗は、感想文になってしまう事です。

当然ですが感想文と小論文は全然違います。

まずはその違いについて理解しましょう。

作文・感想文レポート・小論文など
書き方~だと思う。

~して楽しかった、悲しかった。

私ならこう考える。

なぜなら~だからだ。

~すべきだ。

特徴感じたものを表現する。

(体験と感想)

自分の意見を主張するもの。

(根拠を提示する)

自分の思いや感じたことをただ書くだけの感想文ではなく、小論文はその〝根拠〟を示す必要があります。

これが感想文と小論文の違いであり、難しい部分でもあります。

 

印象の良い小論文の書き方で意識すること。

①読み手と目的を意識する。

②根拠を明確にする。

③分かりやすく文章を書く。

最低限の基礎として、読みやすい、分かりやすい文章であることが必要になります。

読みやすいとは、

・文字の大きさ

・適切な文量

・一文は短く

・空白を無くす

・丁寧に記入

・句読点、改行に気を付ける

などが挙げられます。

 

分かりやすいとは、

・結論から書く

・ポイントが明確

・具体的な表現

などが挙げられます。

 

そこにプラスして、人柄が伝わる様な考え方、価値観、自分の思いを明確に伝えることが重要です。

 

「読み手」「目的」を意識した上で文章を作成する=読みやすいか

 

【読みやすい文章作成の基本ルール】

・原稿用紙の使い方を守る

・正しい日本語を使う

・1文は長過ぎないように書く

・1文の中では多くの事を述べ過ぎない

・主語と述語は近づける

・助詞が「が」や「の」を多用しない

・修飾語と非修飾語を近づける

 

原稿用紙の使い方を守る。

・字は丁寧に書くこと

文字が綺麗・汚いではなく「丁寧に」書かれているか。

文字が汚いから不合格になるということではありません。

いかに相手に読みやすいか、読んで欲しいと思っているかを問うています。

ラブレターを書くイメージです。

 

・原稿用紙の使い方

・書き出しは1字空ける

・「、」「。」の位置を確認

・縦書きは漢数字、横書きは算数数字

・英字は大文字は1マス1字、小文字は2字で横書き

など

その他、原稿用紙の使い方は良く確認しておくこと

 

・字数制限は必ず守る(かつ8割以上は埋めること)

 

正しい日本語を使う。

・「である調」に統一する

作文の場合は「ですます調」が主流

 

・語尾の繰り返しを避ける

「~である。~である。~である。」

といった文章の並びは避ける。

 

・重複表現を避ける

「不快感を感じる」「返事を返す」など

頭痛が痛い、みたいな表現ですね。

 

・話し言葉を使わない

「ちゃんと」⇒きちんと

「そういう」⇒そのような

自身では気付かないで使用している場合もありますので、必ず周りの人に確認してもらうようにしましょう。

 

・否定的な表現は使用しない

例)「環境問題を解決しなければ、地球の未来は明るくない」

⇒「地球の未来のために、環境問題を解決しなければならない」

 

1文は長過ぎないように書く(多くても50文字程度)。

1文の中では多くのことを述べ過ぎない(一文一義)。

主語と述語は近づける。

例)以下マイナビより引用

✕)あるプロ野球解説者は、メジャーリーグが身近な存在になったことで、海外挑戦する選手が増えているが、優秀な選手が国外へ流出する形になっていることで、結果的に日本のプロ野球の質の低下を指摘している。

〇)あるプロ野球解説者は、次のように指摘している。メジャーリーグが身近な存在になったことで、海外挑戦する選手が増えている。しかし、優秀な選手が国外へ流出する形になっていることで、結果的に日本のプロ野球の質が低下しているというのだ。

 

×の文章に比べて○の文章の方が、言っている事がしっくり聞こえてくると思います。

 

助詞「が」や「の」を多用しない。

例)以下マイナビより引用

✕)近年、高齢者介護は重要な課題となっているが、現在、日本人の4人に1人が高齢者となっているが、日本の高齢化は今後益々深刻になっていくが、政府の対応は十分とは言えない。

〇)近年、高齢者介護は重要な課題となっている。現在、日本人の4人に1人が高齢者となっており、日本の高齢化は今後益々深刻になっていくが、政府の対応は十分とは言えない。

 

修飾語と非修飾語を近づける。

例)目標を達成するまで一生懸命家にも帰らず仕事をつづけた。

目標を達成するまで家にも帰らず一生懸命仕事をつづけた。

 

一見分かりにくい表現かもしれませんが、やはり下の文章の方がしっくりきます。

この様な細かい部分も非常に重要になってきます。

 

小論文に必要な要素。

「なぜ」という根拠が書かれていることが論理的な文章と言える。

ロジカルシンキング‐物事を論理的に捉えているかが必要

 

小論文の校正…3段落構成

①序論ー1割

主張を書く‐全体の紹介、問題提起など

この小論文の文章でこれからどんな考えを述べるのか、テーマに関する自身のゴール(結論)を設定する。

 

②本論ー2割

その主張、問題提起などに至った根拠や理由を自身の経験や事実を元に述べる。

 

③結論ー1割

主張に対する自身の考え(主張の再提示・まとめを含む)や、今後の抱負を述べる。

 

出題テーマを理解する。

小論文を書く上で個人的に一番重要ではないかと思う所が、この〝出題テーマを理解する〟という部分になります。

出題者の意図だったり、どんなことを答えて欲しいのか、といった部分をいかにマッチできるかがポイントになると思います。

こればかりは実際のテーマの出し方によって変化してしまうので、一概にはすぐに明言できない所があります。

ぶっつけ本番に頼るのではなく、普段から対策をしておくことが重要になります。

 

☆出題テーマから何を聞かれているを理解して書く

☆出題テーマを書く上で重要な知識や背景について触れる

(情報収集が必要不可欠)

ことが非常に重要と考えます。

 

出題テーマを理解しているか。

例1)

○○の重要性について、あなたの意見を述べなさい。

⇒なぜ○○をすることが大切なのか、自分自身の意見を述べなさい。

と変換することが出来ます。

※注意

必要以上に過大解釈してしまったり、他の方法もあるなどといった否定に走る事や、聞かれてもいない事を答える事はNG!

例えば…自分がどんな風に○○をしてきたか、他の○○も重要である、など

 

例2)

今後キャリプランについて述べなさい。

⇒○○病院へ入職後、どんな看護師を目指していくのか、そのキャリアプランについて述べなさい。

と変換することが出来ます。

※注意

志望先の病院の特徴を絡めて自身の将来像を述べるようにしましょう。

どの病院も当てはまってしまう様な内容や〝様々な経験を積んで〟といった抽象的なワードは使わない様にしましょう。

 

例3)

日本のチーム医療についての現状と課題を指摘した上で、看護師としてどのように仕事に取り組んでいきたいか、述べなさい。

⇒書くべきことが3つあることに気付いていますか?

①日本のチーム医療についての現状

②日本のチーム医療についての課題

③自分自身が看護師としてどのように仕事に取り組んでいきたいか

※注意

書くべきことが複数ある場合、すべてにしっかり答える事。一つでも抜けが無いように意識する。

この様に聞かれていることが複数ある場合に備えて、普段から文章の理解を深める必要があります。

昔はよく新聞を読めと言われましたが、今はネットニュースでしょうか。

ともかく日頃から文章に慣れておく必要があると思います。

 

過去に出題された実際のテーマ。

自分自身について。

・理想とする看護師像と、そうなる為に必要なこと

・看護師として大切にしたいこと

・看護学生として成長した出来事

・入職前後のギャップに対して、どの様に考えて行動するか

 

時事問題について。

・コロナ禍で自分がしなければならないことは何か

・SNSのメリットデメリットと活用方法

・興味の持っている社会問題の概要と考えについて

 

専門的な問題。

・AIがもたらす医療への影響

・急性期病院で勤務する看護師に必要な知識と能力

 

基本的には難しいテーマにはならず、理想の看護師像といった辺りのテーマになることが多い印象ですが、時には時事ネタが出たり、その病院に特化した部分のテーマになる場合も散見します。

例えば、赤十字病院系列ですと〝人道博愛〟についてなど、かなり偏ったテーマで、事前に調べておかなければなかなか分からない内容になっている場合もあるので注意が必要です。

 

小論文対策のポイント。

・出題テーマに沿った内容になっているか。

出題テーマから何を聞かれているのか理解し、主張にずれが無く、一貫性のある内容になっているのか確認する。

・主張に対する根拠が明記できているか。

実習での経験や授業での学びを具体例として挙げることで主張に説得力を持たせることが出来ます。

 

・分かりやすい文章で書かれているか。

誤字・脱字ばないことはもちろん、結論を最初と最後に述べることや順序立てて書くことで読みやすい文章になります。

 

小論論文のチェックポイント。

✅一貫性はあるか(主題と結論が同じかどうか)

✅出題の意図に沿って主張ができているか

✅主張に具体例が挙げられているか(主張の根拠・理由を具体的に表現出来ているか)

✅自身の看護観について触れているか

✅文章構成(話が前後している、重複しているなどがないか)

✅文章量(8~9割以上書けているか)

✅誤字・脱字はないか

✅基礎学力(簡単な漢字をひらがなで書いていないか、文法はおかしくないか)

 

個人的な小論文の対策について。

以下は私個人的な小論文への対策のポイントを書いていきます。

指導する教員によって違いがあるかもしれませんが、参考にしてみてください。

過去問を調べる。

看護学校では先輩たちが残した収縮関連の情報がまとめてあるはずです。

一番効果的なことは、その過去問を見て、実際に小論文を書いてみる事です。

同じテーマが出題されることは無いかもしれませんが、その傾向が見れると思います。

出題テーマの傾向を知り、その関連の小論文を書いてみることは非常に重要と考えます。

とにかく書いてみる。

まずはとくかく書いてみることに越したことはありません。

自分がどのような部分が苦手なのかも、書いてみないと分からない部分があります。

人に読んでもらう。

これも必ずやっておいた方が良い対策です。

自分ではどの文章がおかしいのか把握しにくいです。

友達でも良いですが、せっかくなので看護学校の教員に読んでもらいましょう。

そこでアドバイスをもらうのです。

看護教員、特に大学の教員であれば自身の研究においても文章に関してはかなり精通していると考えられます。

特にキャリア支援などで学生の就職活動を支援している場合も多くあると思いますので確認してみましょう。

 

最後に。

小論文対策はとにかく文章を読む、書いてみる、テーマに合った文章を書けるかが肝になります。

それに1度書けなかったからもうダメだ、ではなく、何度も繰り返し練習することでどんどん上達していきます。

期限が切羽詰まってから動き出すのではなく、余裕をもって練習していきましょう。

就職活動は、今後の看護師人生を大きく左右するイベントです。

しっかり時間をかけて考えて、自分の行きたい病院の内定をゲットしましょう!!