【就職試験対策】併願をしても良いか問題について。【看護学生向け】

こんにちは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。

4年制大学だと4年生、短大や専門学校だと3年生の皆さんは現在就職活動はしていますか?

就職活動をしていると一つの疑問が出てきます。

それは併願をして良いかどうか問題。

この記事ではその併願問題についてまとめています。

ぜひ参考にしてみてください。

※社会人の転職活動でのお話ではありません。新卒で就職活動をする看護学生向けの記事になります。

この記事で分かる事
・就職活動で併願しても良いのか。

なるべくなら併願はしない方が良い。

〝基本的には〟併願はお勧めしておりません。

これを言うとまた学生の可能性を狭くして!という声が聞こえてきそうですが、別の記事でも書いていますがまずは社会人には当てはまらないこと、そして〝絶対〟併願がダメということではありません。

なるべくなら避けた方が良い、ということです。

さらには学生の意思を尊重するあまりに色んな病院を受け過ぎて、すべてが中途半端になるくらいなら一つに集中した方が良いと思います。

そこをしっかり判断してアドバイスしてあげることが、身近でキャリア支援する看護学校教員の役割なのかなと思います。

 

なぜ併願は避けた方が良いのか。

病院を受け過ぎてすべてが中途半端になる恐れ。

看護学校のカリキュラムによるかもしれませんが、就職活動をする期間は実習期間とも重なりやすいです。

学生はその多重課題の中で就職活動をすることになることが多い印象です。

そのような状況の中、一つではなく二つも三つも受験してしまうと、自身の持っているパワーが分散され、いざ第一希望の病院を受験する際にすべての力を発揮できないのではないかという懸念です。

二兎追うものは一兎も得ず、とあるように結局両方逃してしまう事も考えられます。

そうならない様にアドバイスするのがキャリア支援だ!と言われそうですが、いくらアドバイスをしても実際に受験するのは学生です。

その見極めをして、時には併願は避けた方が良いとアドバイスするのが本当のキャリア支援ではないでしょうか。

ただえさえ実習や卒業研究とも重なりやすいこの時期。

学生の思いをしっかりくみ取りながらも、実際どうなのかといたところをアドバイスしていきたいところです。

 

イメージの悪さ。

併願をすることで〝どうしてもこの病院に入りたい!!〟という志望熱が半減してしまう恐れです。

最近ではそこまでイメージが悪くなることは無い印象ですが、私が新卒の時は良く言われていました。

確かに今受験している病院が仮に不合格だとしても次がある、次が控えていることが分かると、採用者的にもここで合格じゃなくても次があるしな、といった思いになるかもしれません。

可能性の道を沢山用意することは良い事かも知れませんが場合によっては印象を悪くしかねないので注意が必要です。

 

お断わりの連絡をしなければならない⇒それが後輩に影響する可能性。

仮に受験したすべての病院から内定を頂いた場合、当然ながら選ばなかった病院に内定辞退の連絡をする必要があります。

その際に最悪なのは、お断わりをする病院に対して「ここが第一志望です」と言ってる場合です。

併願をしていること正直に話しどこにするか迷っているといったスタンスでの内定でしたら比較的お断わりもしやすいのですが、第一志望なのに何で断るんだ?といった悪い印象になりかねません。

就職活動の戦略的に併願することを伝えないでいたり、第一志望とアピールすることはあまりおすすめできないですがアリなのかもしれません。

ですが、ここでどこに一番迷惑がかかるかと言うと、後に就職活動をする後輩達です。

せっかく採用ということで人数を確保していたのにそれを断られることでマイナスになってしまいます。

ここの看護学校は平気で内定を辞退する、なかなか採用しづらいぞっといた感じになっていきます。

そうすると自分の就職活動の時は良いかもしれませんが後に続く後輩達にとっては印象が悪い状況からのスタートになります。

実際のところ、失礼な内定辞退の連絡をしてしまった卒業生がいて、おたくの大学からは採用しません!!と言われてしまった事例があります。

(実際のところはその看護部長のみに人事権があるわけではありませんので、いくら騒いだところで影響はないのかも知れません。ですが例えばその看護部長の担当する部分の点数が低くなるとか、印象が悪く報告されてしまうなど、そういった面での影響はあるかも知れません。)

 

最近の傾向として併願をしても良い流れになっている。

ここ最近の周りの動向や業者さんから情報を聞いてみると、最近の流れでは併願を許可する場合も多くなってきているとのことです。

ではそれにはどの様な傾向があるのでしょう。

 

業者さんに聞いてみた。

某有名キャリア支援サポートに精通している業者さんで、本学の学生にも外部講師として来ていただいてる方にも聞いてみました。

すると、

最近傾向として

・大学ー併願OK

・専門学校や高校ー単願にする

という傾向があるような印象ですが、最近は専門学校でも併願可にしている学校が増えてきているそうです。

併願をする際にはエリアが異なればOKという指導をしている学校も多いとのこと。
(例:〇〇市内の病院と関東の病院の併願なら可など)
特に東北エリアの病院は併願慣れしていないところも多いと聞いたことがあり、トラブルを避ける意味で同一エリアでの併願はNGという学校が実際にあるとのこと。
特にルールは無いが、実習先と学校との関係性が崩れない程度であれば併願はOKという認識でしょうか。
とのことでした。
私個人的にもこの〝実習先と学校との関係性が崩れない程度であれば併願はOK〟という部分に納得するところです。

ただ、その崩れない程度というのがどの程度のものなのかは不明です。

実際のところその部分が一番気になるし難しいところなのでしょう。

 

正直あまり合格が見込めない場合。

けして学生を馬鹿にしてるわけではありません。

しかしながら就職活動の相談を受けている際に、ちょっとこのままだと厳しいかもしれないといった状況で学生の考えている希望病院の就職試験日程が近い場合た重なっている場合は併願を考えることがあります。

基本的には第一志望の病院を受験し、それで不合格だった場合に次の病院を促すのですが、正直合格が厳しいと思われる場合は2つ辺りまでは併願をしている場合をよく見かけました。

(教授クラスの先生が学生とよく話し合い、この場合は慎重に併願する方向でといった感じでした。下っ端の私のような教員が手を出せる案件ではありませんでした。)

この場合は看護学校の就職支援のトップの先生によく相談し、看護学校としての方向性をきちんとした場合にのみ併願していた印象です。

下っ端の教員が独断で併願を勧めることは避けた方が良さそうです。

 

第一志望の病院をどうしても選びきれない、かつ試験日が近い。

本来ならば第一志望の病院をまずは受けるのが筋なのですが、どうしても絞り切れないといった場合にも併願をするケースもある様です。

しかし、この場合は本当に慎重に進める必要があると感じます。

前述した通り中途半端になりやすいことと、絞り切れないことから志望熱が充分に伝えることができるだろうかといった心配を感じます。

 

併願する際の注意点。

しっかり集中する。

すべてが中途半端になって結局すべて台無しになる可能性がどうしても心配です。

併願をする場合はその病院を受ける際にしっかり対策を立てて万全の状態で受ける様にしましょう。

すべて上手くいく事は良い事ですが、すべてが上手くいく事は無いと仮定して、しっかり一つ一つじっくり進めていく事をお勧めします。

 

時には嘘をつくことも…。

あまり気分の良いものではありませんが戦略的に言うと、仮に併願していたとしても面接時には併願していない様に見せかけることも時には必要かもしれません。

この場合はやはり内定を断る場合の対処方法をしっかり身近な看護教員と話し合っておきましょう。

 

実習施設だから併願OK?

時に聞くのは、実習施設の病院であれば併願してもOKという話です。

正直、その様なことはありません。

むしろ実習施設の病院さんに非常に失礼です。

この様に捉えがちの学生も良く聞きますが、実習施設だから併願OKといった話は聞いたことがありません。

失礼のない様に進めて行きましょう。

 

お断わりする場合は看護学校の教員に相談する。

万が一内定をいただいた病院にお断りする場合、学生自身で一人で解決してしまう事は非常に危険です。

看護教員に相談し一緒にお断わりの連絡をするようにしましょう。

独断で連絡してしまうと失礼なメールの文章などになってしまう恐れがあります。

この様な場合はしっかり相談し、時間をかけてしっかり対策していくことが重要です。

 

最後に。

最近では併願可能としてる場合も多くなってきている様です。

しかしながら、その看護学校の方針により併願できるかどうかも違いが出ている様です。

前述にもなりますが、やはりその病院との関係性を一番に重視する必要がありそうです。

併願しても全然気にしない病院もあれば、かなり嫌な気持ちになる病院もあります。

そのさじ加減を見極めることが出来るのは、普段からその病院とやり取りをしている看護学校の教員と思います。

まずは自分一人で考えるのではなく、身近な看護学校の教員に相談してみることが一番の近道になるかも知れません。

併願可能かどうかは所属する看護学校の状況により少し勝手が違う様です。

やはりその所属する看護学校の方針があります。

その方針まずは従ってみることがより良い休憩時間になるのではないかと感じます。