
こんにちは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。
最近の看護師の奨学金問題について言及してきたいと思います。
私も実は学生時代の時は奨学金を借りていました。
奨学金とは体の良い借金です。
利用することでチャンスが広がる一方、自身の首を絞める事にもなりかねません。
親の経済力の問題にもなります。
今回の記事ではこの奨学金問題について書いていきます。
※あくまで一個人の経験や見解を含む内容ですが、現場で感じてきたことを整理する形で書いています。
奨学金は借金です。
大学生の奨学金の借用率が多いと感じる。
私の所属している大学の特徴でしょうか。
半数以上が奨学金を利用している状況にあります。
本学も偏差値的にはかなり低い方と思うのですが、経済的も厳しい家庭が多いのかもしれません。
もしかしたらその様な経済状況が学力の低下にも少なからず影響しているのかもしれません。
そしてその手続きに関しても学生自身が良く分かっていないのか、締め切りに間に合わないなどの不具合を良く聞きます。
事務の方々もフォローしてくれているのですが、どうも他人事になっている傾向でもある様です。
奨学金を借りなければならない状況と言うのは今後の自身の生活でも非常に重要な部分になります。
もし借りる予定のある学生がいたら他人事ではなくしっかりと考えていく必要があります。
奨学金は借金です。
奨学金は借金です。
確かに金利はかなり低く、寛容な所はあるかもしれないですが借りたお金をいつか返さなくてはならないのは一緒です。
所謂闇金とは全然違う良心的な所ですが、借金を背負う事になるのには変わりありません。
人生のターニングポイントで必ず足枷になる。
奨学金は借金と一緒です。
例えば車のローン、家のローン、結婚や子どもが産まれるなど、人生のターニングポイントになった時に比較的まとまったお金が必要になったり、ローンを組む場合も必ずチェックされます。
その際の足枷には必ずと言ってなると思います。
そのターニングポイントをどう考えるかで返済のペースやどのくらいの金額を借りるかの判断にも影響すると思います。
自身のこの先の人生設計をしっかりと考える必要があります。
私の場合。
第一志望の大学に不合格、滑り止めの短大へ。
前述しましたが私も奨学金を借りて大学に通っていました。
私の親の悪口を言いたくはないのですが、私の家計は幼少期から芳しくなく私の大学の学費を捻出することが難しい家でした。
第一志望の大学は残念ながら不合格だったのですが、浪人する様な経済力は無く、滑り止めで合格していた短大へ進学することになりました。
総額360万の借金になる。
滑り止めの短大と言えど、私の家では3年間の学費をサクッと出せるほどの余裕はありませんでした。
当然ながら奨学金を借りることになります。
総額360万円になりました。
あまりこんなことを言うのは恥ずかしいのですが、学費以外に家の生活費にも少し使われたかなと感じるときもありました。
18年かけて返済。
少し前の話ですが、ようやく奨学金の返済が終了しました。
長い道のりでした。
私の場合は月に15,000円~18,000円くらいのペースで返済をしていました。
もう少し負荷をかけても良かったかもしれなかったですが、カツカツの生活にするよりゆったりと生活がしたかったのでこのペースの返済となりました。
しかし、やはり借金は借金です。
結婚したり子どもができたりと人生設計をしていく上で必ず足枷になりました。
親としてどう考えるか。
確かに子どものいきたい大学に行かせるために学費が必要、何としてでもお金を工面しなければならないといった時に奨学金は非常に有効です。
自分で行きたい大学なんだから自分で学費稼ぎなさい、自分で返しなさい、といった考えも完全に否定はできないと思います。
しかし正直な所、私にとっては負荷になっていましたのでやはり360万の借金はしんどかったです。
ここが無ければもう少し楽に生活ができていたのではないかと考えています。
この苦労がいずれ今の良い事に繋がったんだという思いに達するまでにはまだ時間がかかりそうです。
それくらい今の私にはまだ心の余裕が無いのかもしれません。
できれば奨学金を借りずに親が準備できれば良い。
私も子を持つ親になりました。
私は私の親に恨みがあるわけでは無く、むしろ感謝をしているのですがこのお金の件に関してはせめて自分の子どもには迷惑をかけない様にしたいと、親目線で考えています。
もう少しまだ先の話なので時間はありますが、何とかお金を準備できるようにしていきたいと思っています。
使い方によってはかなり有益になる。
大学に行きたい、行ける頭もある、でもお金だけが無い!!
といった場合には非常に有益と考えます。
この時のお金さえ用意して看護師にさえなってしまえば、ゆっくり返済することも可能、といった場合は有効活用することは非常に良い事と思います。
可能性を拡げることが出来ると思います。
看護師の資格を取るためにかなりの額の奨学金を借りる場合も。
私の経験上ではその様な場合もチラホラお見掛けしました。
正直看護師の給料もそこまでべらぼうに高い訳ではありません。
医師や薬剤師なら話は別ですが、あまりに多くの額を借り過ぎてしまうと看護師と言えど返済に非常に苦労すると思います。
本当に危険ですのでしっかりと先の事を考えて決めていきましょう。
返済の仕方にはいくつかある。必ずチェックを!
実は奨学金には様々な種類があるので、ぜひ親御さんと共にどの奨学金を借りるのか相談してください。
親御さんも勝手に奨学金の種類を決めてしまうのではなく、お子さんとも相談をしてください。
例えば、特定の病院から借りる場合があります。
その場合はもしかしたら〝借りた病院〟にしか就職ができない場合があります。
自身の希望する病院ならむしろ良い、となるかも知れませんが、大体その様な病院は田舎に多く、あまり就職してくれない病院である可能性があります。
就職してくれる看護師を奨学金を貸すことで確保しようという狙いですね。
お互いwin-winなら良いですが、条件に合っているかしっかり確認しないと後で後悔することになります。
また、その病院に限らず系列の病院、5年働けばチャラに出来る、など様々な契約がありますので、じっくり考える必要があると思います。
私の場合は系列の病院が無かったので、まるまる360万を返すことになりました。
例えばここで系列の病院に、となったら5年で返済して、となったかっもしれないし、関東の大学病院を経験できずに大学教員にもなっていない、など様々な人生の岐路があったかもしれません。
振り返ればなんやかんやで今の進んできた道に後悔はありません。
他の道がどうなっているのか興味はありますが。
最後に。
最近の大学生の奨学金利用が異常に多くなってきているように感じます。
(本学だけでしょうか、もしかしたら私が学生だったときも周りが話さなかっただけで意外といるのかもしれません。)
奨学金は借金です。
しっかりと自身のこの先の人生設計を考え無いと後悔することにも繋がります。
しかし、奨学金も使いようによっては非常に有益になるやり方でもあります。
ぜひ家族で話し合って将来を考えながら決定していっていただきたく思います。