
こんにちは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。
私は現在看護大学で大学教員として働いています。
職位的にも授業を行っているのですが、学生からの質問でよく来るのが、
「試験はどこから出ますか?」
「試験勉強の仕方が分かりません」
といった内容が良く聞かれます。
出題する側の意見として、テストに出す側の意図みたいなものがあり、そこまで大きくズレることは無いと感じています。
つまりは定期テスト対策としてある程度のヒントがあるということです。
今回は出題する側の意識を含めて、私の考えなどを踏まえながら書いていきます。
どんな事に注目しながら試験勉強をしていくべきか、ぜひ参考にしてみてください。
基本的に試験に出る様な大事な部分は毎年変わらない。
国家試験もそうなのですが、その年によって難易度が若干変化して今年は難しいなど様々出ていますが、基本的に全体的な大事な部分は大きく変わりません。
今まで正解と言われて来たところが、いきなり全く違う様な解釈になってしまうことは稀だと思います。
看護学校の大義名分として看護師国家試験の合格があります。
と言う事は、定期試験も基本的には国家試験対策を基に作成されることが多くなります。
定期テスト対策が後々の国家試験対策にも繋がるということを教員は意識していると思います。
1年生のうちはあまり意識したことが無いかもしれないですが、国家試験の出題範囲といった資料が看護学校から渡されることがあると思います。
まず第一にその出題範囲から国家試験問題が出題される訳ですから、定期テストにも出題される可能性は非常に高いということになります。
国家試験の出題範囲をよく見てみて、その科目にはどこが当てはまるか確認してみましょう。
ここだけは押さえて欲しいといった部分がある。
教員側の意識として、看護師国家試験対策や試験対策としてここだけは押さえて欲しいといった部分は必ず存在します。
そして毎年、その部分は大きく変わる事はありません。
つまりはその科目で大体この辺は出るだろうという予測がある程度立つことを示しています。
そこが分からないんだよ!と声が聞こえてきそうですが、実はヒントがいくつかあります。
それについては後述していきます。
出題範囲は広い方が対策しやすい?
出題範囲が広いと勉強しなければいけない範囲も広くなり、ガッカリするかもしれませんが実は逆です。
これはむしろチャンスです。
先ほど述べた通り、ここは押さえておいて欲しいといった部分があります。
出題範囲が広いという事はその押さえて欲しい部分が増えるという事です。
押さえて欲しい部分は実はそこまで特別難しい内容ではない場合が多いと思います。
一つの事を深掘りして質問するなんてことも少ないと思います。
つまりは出題範囲が広い分、広く浅くの問題が出やすい傾向にあると考えます。
そうすると一つ一つの問題の難易度はそこまで高くないことが分かります。
定期試験対策のヒント。
では実際どんな勉強をしておくと効果的でしょうか。
例を挙げていきます。
教員が作成した資料は押さえておく。
看護学校で使用している教科書、ではなく教員が独自に作成した資料があると思います。
基本的には看護学校で使用している教科書の要約や、その教員なりにまとめたものであることが多いです。
教員の意識的に教科書の中でも特に重要と考えている部分は必ず資料として載せているハズです。
教員の作成した資料をひとまずしっかり覚えることが対策の中で一番大事と考えます。
教員が授業中に言葉にする事。
授業を受けていると教員がたまにポロっとこんなことを言います。
「ここすごく大事」
「これは押さえておいて」
「ここテストに出すかも」
など。
かなりの確率で試験に出ると思って良いと思います。
私も実際のところ、この様に発言することがあります。
そして、試験に出しています。
資料の中で赤字になっている、やけにアクセントが強めになっている部分、なども出題確率が高いと思います。
私の場合はとある画像をスライドに載せて、最終的にそこが大事だよということをアピールしています。
教員のこれらの発言は授業中しっかり起きていなければスルーしていくでしょう。
普段からしっかり授業を聞いていれば、ヒントはかなり隠されています。
そこが済んだら使用している教科書を勉強する。
教員の作成した資料を一通り勉強したら、今度は使用している教科書を使って勉強していきましょう。
教員が作成した資料は教科書のすべても網羅しているわけではありません。
もしかしたら作成した資料以外の教科書から出題される場合も0ではありません。
時間に余裕がある場合、どこまで教科書を深掘りしていくか。
ここを頑張れるかで最終的な点数にも影響してくると感じます。
勉強すればできる、しなければできない。
看護師国家試験の内容にも通じる事なのですが、基本的にしっかりと資料を勉強していれば単位を落とすことは無いと思います。
当たり前に努力すれば当たり前に点数が取れる試験になることがほとんどです。
あまりビビらずにいきましょう。
難し過ぎる問題は不適切問題?
国家試験でも度々話題になるのが不適切問題です。
答えが選べない様な問題や、あまりに難しい問題などがあります。
定期試験の場合は不適切問題として取り上げることは少ないかと思いますが、あまりに再試験者が多い場合は出題者が難し過ぎる問題を出してしまった可能性があります。
残念ながら定期試験の場合はそれで試験のやり直しになったりはしないことが多いですが、例えば学年の半数が再試験になってしまったらもうそういう試験だったんだと受け止めるしかないかもしれません。
もちろん学生のレベルが低いという可能性もありますが。
最近の定期試験のレベル問題。
私の場合もですが、教員の中にはかなり親切に定期試験の範囲を教えてくれる人もいます。
ここから出るよとかですね。
さらに試験の内容も記述問題は少なめに、選択問題を選ぶ方式で作成したり、とレベルもかなり落としてきていると感じます。
正直、これを落とすとなるとほとんど勉強しないで試験に臨んできているな、と思ってしまうくらいです。
先輩から過去問を入手する。どんな問題が出たか聞いてみる。
これもかなり有効な方法と思います。
前述した通り、毎年若干は変わってもほとんど重要項目に関しては変わらないことが多いので、必然的に定期試験も同じような内容になる傾向にあります。
最近では試験問題を回収するスタイルになってきているので、過去問を入手するのは非常に難しくなってきていると思います。
ですので、先輩の記憶を頼りにどんな問題が出たのか聞いてみるのが効果的と思います。
先輩達との縦の交流も自然と取ることができるのでどんどん良い流れになるのではないかと思います。
教員に直接聞きに行くのは避けた方が良い?
良く私も聞かれたのですが、直接「どこが出ますか?」と教員に直接聞きに行くパターンです。
それによって怒られることは無いと思いますが、直接聞きに行く事は避けた方が良いと思います。
と言うのは、教員側の立場から言わせるとそこでどこが出るか、といった事は口が裂けても言えません。
仮にヒントを出すとしても、その聞きに来た学生だけに教える訳にはいきません。
そこで教えるならば全体的にも言わなければなりません。
ですので結局聞きに行ったところでのらりくらりかわされて終わると思います。
まずは授業中に教員から何かヒントになるコメントが無いか常に耳を傾けておくことが効果的です。
そこまでビビることは無い。
よく1年生の最初の定期試験の際に不安を訴える学生が多い印象です。
確かに試験を落とすと単位が取れませんのでそこで留年になってしまいます。
不安になる気持ちも非常に良く分かります。
しかし、そこまで心配はありません。
前述した通り、配布された資料をしっかり理解しておけば大丈夫です。
教員も落とすための試験を作成しているわけではありません。
最低限ここは理解して欲しいという思いを込めています。
授業をしっかり聞いて、課題をしっかりこなせば十分な点数は取れるように試験を作成しています。
最後に。
結局の所、普段の勉強を真面目に取り組んでいれば十分に単位は取れます。
そこで何かしらズルをしようとしたり、サボろうとするとたちまちピンチになります。
日々の学修をしっかり行う事が何よりの近道です。
一緒に頑張っていきましょう。