クセのある手術室実習指導者へ対応した時の話【少しネガティブな話】

こんにちは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。

今回は少しネガティブな話になります。

私は看護師時代のほとんどを手術室の看護師として過ごしています。

その際に手術室の実習指導者も経験させていただきました。

そして現在は大学教員として手術室の見学実習にも携わっています。

様々な病院の手術室の実習指導さんと関わる機会も多いのですが、その際になかなか難しい性格なのか私の対応が悪いのかあまりスムーズに進まない事案があったりします。

今回の記事ではその時の苦労話として読んでいただければと思います。

 

まずは悪口やディスるだけの話ではないことをご理解ください。

この記事はネガティブな話題ですし、人を批判することも多く書かれると思います。

ですが敢えてこの記事を書こうとしているのは、今回のことから学びを得て、この先の学生の手術室見学の実習をより良くしていきたいという思いで書いています。

ちょっと悪い話をしますが、その後の解決策まで何とか導き出していきたいと考えています。

 

手術室実習指導者との関わりについて。

まずは私が大学教員として某手術室の実習指導者さんとの関わりについて書いていきます。

ここでは少し悪口っぽくなってしまう所がありますが、私自身も正直納得がいっていない部分もありますのでご了承ください。

 

脂の乗っている自信ありげな?男性看護師。

学生の手術室オリエンテーションをお願いした際に、第一声が「実践指導者の○○です」と、自身の資格の話をし始めました。

学生にとってはその様な資格がどれほどの地位を示しているのか不明だと思います。

そして申し訳ないのですが、私は認定看護師を取得しておりました。

後々その事がその実習指導者さんに知られてしまい、思わぬ形でライバル視をされてしまうことの要因になったと感じています。

そう思ったのには理由があります。

その後手術室のオリエンテーションが必要との話になった時に、「○○先生(私のこと)が本領を発揮されれば…」と少し嫌味っぽく言われてしまったことがありました。

正直そんなことを言われる筋合いはなく、なぜここまで喧嘩口調なのか?と疑問に思った程でした。

 

とある事件が起きてしまう。

ある日、学生が手術見学をしていると滅菌の台車に触りそうになり(実際の所は分かりません)ましたが、取り換えるまででもないとの現場の判断により、そのまま何事も無く手術は継続され、その事に関しても学生に大きな注意は無く「今度は気を付けてね」程度だったそうです。

その事件が起きてから3日後に、その実習指導者さんから「何てことをしでかしてくれたんだ!」をお叱りを受けました。

そして私はそもそもそんな事件があったことを3日後に知るのです。

正直、現場で事済んだことで大した事件でもないと思います。

が、ここまで大きく声を上げられるという事は何かあったのだろうと話をすることにしました。

・当日、実習指導者さんは休みだった。

・事前にオリエンテーションをお願いしていたが、その実習指導者さんが時間的余裕が無く実施出来なかった。

・オリエンテーションが難しいのであれば手術見学中止を申し出たが、実習指導者さんの判断で当日の外回りの看護師に任せればよいとのことであった。

以上の様な流れがありました。

 

要するに現場の判断で「良し」としたものが「こちらが悪い」ということで話をされてしまったのです。

ここには正直納得はいきませんでした。

 

目的・目標の求めるレベルが高すぎる。

その実習指導者さんは学生の書く手術見学の目的・目標に関して非常に高いレベルを求めていました。

突き返されて、もっと良い事書いて来いと戻されたこともあります。

何なら先生がこう書けと指導しろ、とも言われました。

別記事でも書いていますが手術室のイメージがほとんど出来ていない状況で目的・目標を詳しく書くといった事は非常に難しいと感じます。

そこは手術室の中をしっかり見てもらって、手術看護の魅力を伝えることをぜひお願いしたいと思います。

こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

そのせいか、総合実習(統合実習)で手術室の中に入って実際に手術室看護師として動く実習を計画していたのですが、こちらの病院では却下になってしまいました。

 

手術室のオリエンテーションを大学でやるように。

こちらも実習指導者さんに提案されたことです。

しかしながら、いくら実習施設とは言え手術室内のオリエンテーションをなぜ大学教員ができるのでしょうか。

そこで言われたのが「○○先生の本領を発揮していただいて…」のセリフです。

明らかに私の資格を意識した発言と感じました。

正直、手術室内部の暗黙のルールややり方がある中でいち大学教員が他施設の手術室のオリエンテーションができる訳がありません。

そこは所属する手術室内の看護師によりオリエンテーションを強く要望いたします。

 

何かにつけてコミュニケーション不足であった。

正直な所、私はまったく喧嘩やマウントを取る気など無かったのですが、何かにつけて意識されちょっと強めに言われていたと感じます。

しかし私も意識していないながら無意識のうちにもしかしたら相手に不快感を与えていたのかもしれません。

言い訳になってしまいますが、私も常に攻撃態勢になっている相手に構えてしまい、知らず知らずのうちに緊張した言動になっていたかもしれません。

シンプルにコミュニケーション不足でありました。

一番の被害者は学生です。

私はそこに気付けずにいました。

実習指導者さんとの関係性をもっと良くしていればより良い手術見学実習ができていたかもしれません。

しかし、今現在このようなタイプの実習指導者さんに対しての対策が思い付きません。

みなさんからご意見ご感想があればぜひ教えていただきたいです。

 

結局見学実習は中止になった。

手術室の師長さんを含め話し合いが持たれましたが、結局の所手術見学は中止することになりました。

病棟看護師と一緒に手術室に向かうが、その後申し送りをして見学に入らず、そのまま病棟看護師と一緒に病棟に戻り、手術について勉強する時間となりました。

この様な結果になってしまい非常に残念でした。

しかしながら実習指導者さんの意識も改善しなければ手術見学が再開されることも難しいかなと感じる案件でもありました。

心残りになっている事の一つです。

 

大学と現場との目的・目標の相違を少なくする。

現場の実習指導者さんからしたら大学が掲げる手術見学の目的・目標についてはレベルが低過ぎて物足りなく感じると思います。

それは致し方ないのですが、現在の教育の状況も理解していただきたく思います。

そこで患者さんの安全を保ちながら、いかに学生に手術看護の魅力を伝えていってくれれば、将来の手術室看護師の成長にも繋がると感じています。

 

手術室の実習指導者向けのまとめ記事も書いています。

ぜひ参考にしていただければと思います。

 

最後に。

今回の記事ではネガティブな感じになってしまいました。

しかしながら、私も大学教員をしていて非常に悩ましい問題でもありました。

手術看護の魅力を伝えていきたいという私の思いと、現場での思いとはまだまだ相違がある様です。

やり方や伝え方にも相違があり、私自身非常に戸惑いもありました。

私もこのままのやり方では通用しないと感じましたし、今後再考してより良い手術見学の在り方を摸索していく必要があると強く感じました。

この問題に関しては未だに解決する術を感じられません。

もし、読者のみなさんの中で何か有益な方法があるよという方がいたらぜひ教えてください。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

関連記事。

今回のことは一つの出来事ではありますが、実習がうまくいかない時、学生だけに原因があるとは限らないようにも思います。

大学と現場の目的のズレや、指導体制、実習環境の影響など、もう少し構造として考えたい部分もあります。

手術室見学実習が難しくなる背景を、個人の能力ではなく構造から整理した記事はこちらです。

手術室見学実習が難しい理由|できないのは能力の問題ではない