
こんにちは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。
元手術室の看護師です。現在は大学で教員をしています。
今回の記事では大学教員の普段の服装についてお話をしていきます。
大学教員と言えばスーツにネクタイでビシッとした服装を連想します。
個人的な印象では教授クラスの先生ではスーツにネクタイで決めている先生も多く感じます。
しかし実際の所、意外とラフな格好をしている先生も多いです。
もしかして教員になって服装に関して悩んでいる方もいるかもと思いこの記事を書くことにしました。
こちらの記事に関してはあくまで大学教員の場合なので、専門学校の場合はもしかしたら独自のルールがあるかもしれませんのでご注意ください。
意外とラフな格好でも大丈夫?
私は看護師から大学教員になった身です。
そこで入職の際に想像していたのが、大学教員はスーツにローファーの革靴、ネクタイもしっかりという、外で見かける様な営業のサラリーマンみたいな服装を考えていました。
そしてそれなりの高いシャツやネクタイをしなければ、と考えていました。
実際のところそうでもありません。
と言うか全然そうではありませんでした。
さすがにジーンズにTシャツはNGです。
ですが、下はチノパンでゆったりとして、上は簡単に普通のシャツにノーネクタイでもOK。
先生によってはインナーっぽいシャツにカーディガン、ニットなどでもOKでした。
女性も露出の高いものであったり、同じくジーンズとかでなければ比較的何でもOKの雰囲気でした。
靴も大学内だったらサンダルでもOKでした。
もっとお堅い雰囲気を想像してたのですが、私にとって意外なところでした。
そのせいか普段の研究室のでの仕事も比較的楽な服装でできています。
TPOをわきまえて?しっかりとした服装にする場合もあり。
普段の服装は意外とラフとしても、実は暗黙の了解でしっかりとした服装にする場合もあります。
特に思ったのは教授会です。
さすがにその会議の際はジャケットやネクタイをして、靴もしっかり革靴を履いている様に思います。
あとは授業や会議の際はジャケットとローファーの革靴を着用する場合も多い様に感じます。
つまりはTPOを考えて、時と場合によって何を着るか考えて変更しているという事になります。
このTPOをわきまえないと逆に印象が悪くなってしまう場合があります。
どんな時にどんな服装をするか。【一例】何かの参考に。
☆普段の研究室のでの服装☆
チノパンに簡単なシャツ、ノーネクタイ、サンダル程度
☆外部の人間と会議など打ち合わせをする場合☆
フル装備
シャツにジャケット、ネクタイ、ローファーの革靴、考えられる上での最上級に失礼のない服装
☆教授会など、上位の会議☆
前述の通り、フル装備
☆授業や○○委員会などの会議(大学内)☆
ジャケット、サンダル以外の靴着用
正直先生によるかもしれません。
ちなみに私は授業でもジャケット着ないしサンダルを履いています。(ごめんなさい。)
領域によって違う場合もあるので領域長に確認する事。
これも私の中では意外で、服装に関しては大学全体で決まっているのかと思っていたのですがどうも違うようです。
私が聞いたのは結局の所、その領域の領域長の裁量になっている様で、服装に関してこうでなければならないといったこだわりのある領域長でしたら少し厳し目の領域もある様です。
私が見た中で一番厳しいと感じたのは、普段からスーツにネクタイを着用する領域でした。
その他の領域ではゆったりとした服装をしているのに普段からキッチリしていて、見栄えは良いですが少々動きづらそうだなと思いながら見ていました。
私の所属している、所属していた領域では緩い感じでしたので比較的それなりの服装をしていれば特に何を言われる訳ではありませんでした。
大学の規定でどこまで定めているのかにもよりますが、その後は領域での裁量になりますので結局の所領域長がOKならOKという事になると思います。
他領域からグチグチ言ってくる先生もいるので注意。
さて前述した厳しい所の領域では、他領域の教員がラフな服装をしていることを許さない傾向にある様です。
正直の所、他領域の文句までつける、しかも服装という正直そこまで大したことでないことに関しても言及してくるというちょっと面倒なパターンもあるので注意が必要です。
かと言ってその他領域の教員の言う事聞くべきかというとそうでもないと思います。
大切なのは自身の所属する領域長の意見です。
そこで気にするなと、うちの領域ではこれで良いんだという領域長の言葉があれば気にする必要はないと思います。
正直この手の足の引っ張り合いは服装以外でもあります。
ですがそこに惑わされずに、まずは領域長に確認をして、しっかりその旨を伝えることも自身の身を守ることに繋がります。
情報工学系の先生はもっとラフ?
私は大学院を情報工学系で修了しました。
その際の私の指導教員の先生はジーンズにTシャツといった服装だったこともありました。
授業もその服装でやります。
そう考えると看護系もまだまだお堅い側なのかもしれません。
正直な所、私もさすがにジーンズはやり過ぎかなと思いました。
最後に。
大学教員の服装に関しては、特にTPOさえわきまえていればそこまでお堅い服装でずっといる必要は無さそうです。
意外とラフな服装で仕事が出来そうです。
もちろんどの時にしっかりとした服装にしなければいけないかは職場の上司にしっかりと確認する必要はあります。
そして周りの言葉には惑わされずに、領域長に確認しながら動くことも非常に重要と思います。
大学教員を目指していて、でも仕事の服装でいつもスーツやネクタイはきついなと感じていた方には朗報でしょうか。
ぜひ一緒に大学教育を盛り上げていきましょう。