
新人看護師への私なりのアドバイス(主に仕事以外)【私情を挟んだ見解】
こんにちは。一匹兎(@pepeopecn)と申します。
突然ですが、皆さんはどんな新人時代を過ごしましたか?
私は新人から手術室へ配属されました。
まったく希望していませんでしたし、まさか自分が手術室に配属されるとは思ってもみませんでした。
私のプロフィールはこちら。
新人時代は辛かったですか?
私も当時は辛かったです。
ですが今、思い返してみれば新人からの3年間が自分の看護師人生、マインドセットの部分で大きな意味のある3年間だったなと思い返します。
それにはどんな要因があったのか、思い返しながら考察してみます。
※注意
この記事には仕事(手術看護)についてのアドバイスで参考になる部分はありません。
あくまで仕事以外でこんな事を心掛けると楽しくなるかもねといった感じで読んで頂ければと思います。
こんな先輩になりたいという人を見つける。
見本となる先輩を見つける。
まずはこんな先輩になりたいといった人物を早めに見つけて、その人の言動を真似してみることです。
ここで注意なのが、周りの評価と本当に出来る人物かというのは必ずしも比例しないということです。
どんなに周りの評価が高かったとしても、本当に見本となるべき人物かどうかは分かりません。
ではどう判断すればよいのか。
正直、この手の話は自分「正義感」の話になってきますので明言は出来ません(無責任でごめんなさい!!)。
なので、私が一つだけ言える事は。
〝自分の直感を信じてみる〟事です。
理想の看護師像や先輩像はその時のステージによって変わっていくものだと思います。
その時その時に感じたモノを大事にしていって、その積み重ねによって思い描いていた〝理想〟という形が出来上がっていくと良いです。
意味不明な言葉になってしまいましたね。すみません。
正直、理想の先輩が見つかるのも〝運〟だと思います。。。
まずはプリセプターさんの話を聞いてみる。
社会人1年目にとって右も左も分からない事ばかりだと思います。
そこで登場するのが、プリセプターという直属の上司、言わば教育係の事です。
個人の力量もありますし、相性もありますので一概には言えない部分がありますが、まずはこのプリセプターさんの指導を良く聞いてみる事がまず大事かなと思います。
正直、相性が合わなかったり何言ってるか意味不明だったりするかもしれないですが、まずはやってみましょう。
それで出来なかったり、無理があったら思いっ切りプリセプターさんのせいにしちゃいましょう!!
新人の頃はそれが通用します。
先輩のいう事をとりあえずやってみて、自分のやり方を確立していけば良いと思います。
当然、あまりにもパワハラが酷いとかいじめられるなんかの時は然るべき所に相談して対応してもらいましょう。
気軽に飲みに行ける友達を作る(できれば先輩看護師)
別に必ず飲みに行けというわけではないです。
仕事以外でのプライベートの時間に気軽に買い物や遊びに行ける友達を早めに作ることをおススメします。
一番手っ取り早いのが同じ部署の同僚、特に同じ時期に入職した新人同士でしょう。
そこに私のアドバイスとして、出来れば先輩でその様な人を見つけてほしいのです。
それが尊敬できる先輩ならなおさらです。
なぜか。。。それは、、、
〝出来る〟先輩の仕事モードではなく、プライベートの様子、さらには飲みに行った時に酔っぱらって垣間見える本音の部分を身近で感じてほしいのです。
この〝本音〟の部分や普段どんな事を考えて仕事しているなどは、仕事の最中にはなかなか話してくれないものです。
私は先輩と飲む場合はここに注目して話を聞いていました。
だからといって、仕事が出来る様になるわけではありませんが。。。
心が成長する気がしたのです。
そしてこの歳になり(30代後半)、あの時に沢山先輩達の話をよく聞いたから今の話のボキャブラリーや、学生への対応の参考にもなっています。
今現在covid-19により、なかなか飲み会が出来ない状況です。
この先、気兼ねなく飲みに行けるようになったらぜひ先輩達と飲みに行ってみてください。
自分よりレベルのちょっと高い人を観察する。
この〝自分よりレベルがちょっと高い〟というのがミソです。
あまりにも手が届かないような人は目標の立てようが無くなってしまいますが、自分よりほんのちょっとだけ出来る人は、すぐ先に未来の自分です。
まずはその人を良く観察してみましょう。
どんな仕事をしているのか、どんなことを考えているのか。
プライベートと仕事はどう分けているのか、などなど。
ライバル意識をする必要なありません。
ただ、その人のレベルを目指してみるのです。
もしかしたら、同じ入職した新人同士かもしれません。
私のイメージでは、3~5年目くらいの先輩です。
特に3年目くらいがねらい目。
ある程度仕事も分かっていて、自分主体で出来る様になってきているが、まだ失敗も良くする。
といった感じです。
医者や放射線技師など多職種の方の話をよく聞く。
これも、出来れば飲みに行きたい所です。
看護師同士の話ももちろん参考になりますが、多職種の話は本当に参考になります。
看護師目線には無い改善点や疑問点が、普段の仕事からは考え付かない事もどんどんでてきます。
もちろんそれをいきなり仕事に還元することは難しいかもしれないですが、話をよく聞いて少しづつ自分の仕事にも応用していけば、他の看護師にはない視点が身につきます。
それだけではなく、多職種からも頼りにされて橋渡し役なんかも出来る様になります。
私も多職種の方々と良く飲みに行っていました。
そこで知る、多職種の方の仕事の見えない部分や思いや考えを聞き、職業間での連携に非常に役立ったと思っています。
業者さんと仲良くする。
これは個人的に非常におすすめ、と言うか話を聞いててホントに面白い。
医療者ではない、いわゆる営業のサラリーマンの話を聞くと教養や仕事に対する向き合い方、仕事の厳しさが良く分かります。
特に看護師は、接遇がよろしくないと言われやすいです。
それは、医療者と言う仕事柄、お客さん(患者さん)に感謝される職業で特に営業スマイルなど相手を敬う場面が少ない事があると思います。
手術室では整形の借り物器械など業者さんが頻繁に出入りしている部署でもあります。
私はチャンスと思い、良く話しかけることにしました。
もちろん上目線ではなく、自分に色々教えて欲しいといったスタンスです。
よくよく考えて欲しいのです。
病院に出入りしている30代40代のおじさん(失礼!!)が20歳そこそこの若造に頭を下げて営業スマイルしている姿を。
そこに、ぶっきらぼうにため口で答える看護師の姿を。
非常に恥ずかしく思います。
仲良くなった業者さんと飲みに行った時に聞いてみました。
「ぶっちゃけこのクソガキとか思いません?」
「思わないよ、それが仕事だし」
私も今30後半になり、同じように答えると思います。
最後に。
なんとなく着地点が見えてこず、いきなりの終焉になってしまい申し訳ありません。
自分でもこのテーマは少し今の私のレベルでは難しかったなと思います。
これは今後も修正が必要な記事だな、、、
何を言いたいかと言うと
とにかく〝気の合う仲間を見つけること〟です。
これは一生の財産になり、これからのあなたを形付けるものとなるでしょう。
ではまた次の記事にて。